開発第2グループ マネージャー
大手から転職してみて感じる、PLAYの面白さと伸びしろ
2020年度 中途入社
Interview
インタビュー
大学では化学を専攻。プログラミングは未経験だったが、ドライブと車載動画撮影が趣味だったこともあり、就活時に動画配信の裏側を知ることができるワークショップに参加。それがきっかけで応募、入社し、現在はPLAYのテックリードとして、プロダクトの開発方針決定なども含めた製品開発業務に携わっている。
テックリードとして各プロダクトの設計に参加
主にULIZA、PLAY VIDEO STORES、KRONOSを担当するテックリードという役職を務めています。具体的には、プロダクトの新しい機能の設計をしたり、他の社員が作った設計内容に対して、コスト、可用性、耐障害性などの観点で検証やレビューを行っています。もちろん、実装もしますし、コードレビューをしたりもしています。
あとは、昨年の11月から会社としてテックブログを連載してまして、その発起人としてテックブログの編集長も務めています。
テックリードになって、実装する時間より、他の方の書いたコードを読んだり、採用活動や新しい取り組みに参加したり、会社の事業自体について考える時間が増えてきたかなと思います。
化学の研究畑から未知のIT業界へ
大学時代は化学の専攻でした。多少趣味でパソコンを触ってはいましたが、プログラミングは未経験でした。ですので就活も当初は化学メーカーや、薬品メーカーを中心に受けていたんです。
そんな時、同じ研究室にIT企業のインターンやワークショップに片っ端から参加していた先輩がいました。先輩は、「IT業界はやろうと思えばパソコン1台で製品ができる、これからはITの時代だ!」と化学の研究室で話すユニークな方でした。確かに、例えば製薬業界でいうと、新しい薬を開発して発売するまで、期間として10年、お金としては500億円ほどかかると言われています。そういった業界で仕事をするのは、成果を出すまでの期間が長く、分析や実験の機械も高価なので、なかなか自分の好きなようにはできないと思います。一方でIT業界は自身の書いたプログラムが成果に直結します。先輩の熱弁を聞きながら、次第にIT業界に魅力を感じるようになりました。
そんな中、動画配信の裏側を知ることができるというワークショップを見つけ、参加して出会ったのが今のPLAYの前身のスキルアップ・ビデオテクノロジーズという会社で、趣味で車載動画を撮ってアップしていたともあり興味を持って参加したことがきっかけで応募し、入社することに決めました。
一度に何万人も視聴するサービスを作るのが醍醐味
動画の会社ということで、他社とは違う特別なことをやっているのかと思っていたのですが、実際入社してみると他のIT企業でもやっているWeb系の業務が中心だったのが意外でした。その上で、HuluやTVerのような、誰でも知っている大規模な配信に携わることができます。
大規模配信となると、膨大なデータの流量に対応できるサーバーに必要なスペックなども他のサービスとは違う考え方が必要になりますから、そういった点で一般的なWeb開発企業とはプラスアルファの知識を得られますし、幅広い経験ができることですね。
観客からの感謝が直接届いたチャット機能開発
ULIZAの機能の一つにチャット機能があります。
コロナ禍が始まって、リアルイベントの中止をきっかけに配信を主催しているクライアントから観客の皆さんを身近に感じられるようにしたいという要望がありました。実はコロナ禍が始まって最初の数ヶ月間は、他社のチャット機能を活用させていただいていたのですが、数万人規模の同時接続があるとチャットが固まったりするという現象が起きていました。そこで自社開発を決め、ゼロから設計をしました。チャットはリアルタイムのサービスですので、通常のWebサービスとは違う知識も必要で、自身も勉強しながら開発を進めて、数万人規模でも安定したチャット機能をリリースすることができました。
完成したチャットで観客の皆さんから「スムーズに視聴できました。運営さんありがとう!」というチャットがあって、やりがいを実感できましたね。
年齢に関係なく、頑張ればチャンスはそこら中にある
私はこの会社しか知らないので、他と比べようがないのですが(笑)、リモートワークや副業など色んな働き方を許容してくれるところがあります。
あとは、年齢に関係なく頑張る人、結果を出す人には応えてもらえる、ちゃんとチャンスをもらえる環境だと思います。
会社全体の技術力向上が使命
テックリードという役職を頂いたからにはテックリードらしい仕事をしていきたいと思っています。その一つがテックブログで、発信を通して部署間の垣根を超え会社全体の技術向上を目指していくのが目的です。もう一つは若手エンジニアの育成です。目の前の業務だけでなく、幅広い技術知識を身につけることで会社全体の技術力の底上げを行いたいと思っています。
個人的には、入社当時から技術職として技術力を磨きたいという強い思いがあります。
ただ自分自身、キャリアに対して具体的な将来の目標を持っているわけではないんです。いつも、その瞬間、その瞬間に対して最善の答えを出していけば良い、そうすれば自ずと結果はついてくると思っています。今後も常に最善を考え抜いて仕事をしていければと思います。
(2023年7月5日インタビュー)
Other