Project Story

プロジェクトストーリー

PROJECT 01

「誰でも簡単に使える」がコンセプト

ホリゾンタルSaaSプロダクト開発

テレビ局から一般企業まで、業界を問わず幅広いお客様に提供しているPLAYのSaaS型プロダクト。その中でもULIZAは「動画配信をもっと手軽に ライブ配信をもっと自在に」というコンセプトのもと、様々な用途で動画配信の導入や効率的な活用を検討するエンタープライズ系企業様を支援する動画配信システムです。
常に使いやすさを追求し続ける2人のシステムエンジニアが日頃考えている、自社プロダクト開発への想いを語ります。


SaaS事業部 ULIZA統括部 ULIZA開発第2グループ


SaaS事業部 新規事業開発グループ

エンジニアとしての第一歩

若手エンジニアが奮励し、コンセプトを体現

お二人とも新卒入社とのことですが、一緒に開発したプロダクトはありますか?

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丸山 

私は入社当時から現在まで一貫してULIZAの機能開発に携わっています。
新卒入社2年目の時に、叶さんと2人で開発したのが「ULIZA En-Cluster (Cloud/Advanced)」でした。もともとトランスコード処理の高速化をしたいというお客様のニーズが始まりです。
一般的にトランスコード処理は非常に時間がかかるものですが、GPUと呼ばれる超並列ハードウェアを活用することで高速処理を実現することができていました。
しかし、そのためにはGPUを搭載したコンピュータが必要になる。より多くのお客様にこの速さを提供するためにクラウド化するプロジェクトでした。

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当時、私は新卒入社1年目。このプロジェクトがエンジニアキャリアの始まりだったので印象深いプロジェクトですね。右も左もわからない状態で入社しましたが、このプロジェクトの中で丸山さんから与えられた課題をクリアしていくことで、エンジニアとして必要なことを学ぶことができたと感じています。

モノづくりに対する想い

プロダクト開発を通じて確立した、エンジニアとしての姿勢

自身でアイデアを考え、プロダクトに反映されたものはありますか?

丸山 

字幕生成や翻訳、自動ルビ振り機能などは私が提案し実現した機能です。

 

丸山さんの提案量は半端じゃなくて、社内でも貴重な存在だと思います。
実際に提案した機能も複数採用されているのを間近で見てきたので、丸山さんに追いつき、追い越したいとは常々考えていますが、なかなかうまくいかず葛藤することも多いです。

丸山 

私はもともと人と同じことをするのが嫌な性格だから(笑)
とにかく他の人と違うことがやりたくて、ネタを探して面白そうなモノを作っては上司に提案しての繰り返しでした。その中でも、ULIZA Sidetalkはプロダクト名も私が命名したので思い入れが強いです。実際に動画を視聴している方の反応が見えるというのも、ULIZAではこのプロダクトだけなので、機能改善のヒントを得られることもあるのではないかと期待しています。

叶さんは思い入れのあるプロダクトはありますか?

 

私は、「ULIZA Live Event Manager」が印象に残っています。
コロナ禍のライブ配信需要で開発したプロダクトで、このプロダクトのベースとなったシステムから数えると合計400件以上のライブ配信を成功に導くことができました。

それまでは、丸山さんから引き継いだプロダクトの機能をアップデートしていく経験を積んできました。
何もないところからプロダクトを作り上げるという経験は、これが初めてだったので、1つのプロダクトを0から生み出すという意味で、エンジニアとしての第一歩を踏めたと実感しています。
先輩方から意見をもらいながら開発しましたが、丸山さんからも管理画面について助言をいただき、忙しい中メンターから離れても自分のために時間を割いてくれたのが嬉しかったです。

丸山 

唯一メンターを担当した後輩なので、成長を目の当たりにするとこちらとしても嬉しいですよね。プロダクト開発はもちろん、最近ではPMを担当して新しい形で活躍しているのは本当に喜ばしいです。

 

開発から離れてみて、改めて気がついたのは「自分は開発がすごく好きだ」ということです。どうすればより良いプロダクトになるのか、お客様にわかりやすく、使いやすくできるのか、1日中考えていることもあり、今後もモノを作る仕事を続けたいと強く思います。
「自ら提案してモノを作り、それが売れるモノになって、世の中の多くの人に使ってもらえる。」やはり、私の中では丸山さんの存在がすごく大きく、近づくためにもどんどん提案していきたいと考えています。

丸山 

新しいネタを思いついたら、また一緒に作るのも面白そうだよね。

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広がるエンジニアとしての可能性

ユーザーを常に意識してコンセプトを守り続けていく

プロダクト開発にあたり、どのようなことを大切にされていますか?

 

プロダクトの開発には終わりはなく、常に変化していくユーザーの要望を考えながら、新機能や新プロダクトの開発をし続ける必要があります。
一方で、新機能を追加するとできることが増える分、使いにくい管理画面になっていく傾向があり、今後も常にこの課題には向き合っていくことになります。

丸山 

動画配信に関する用語には、一般的に浸透していない専門用語が数多く存在しますし、わかりやすい管理画面づくりを心がけることが最も重要です。
多様なお客様のニーズに柔軟に答えながら、管理画面のシンプルさを両立するにはどうすべきか、悩む場面は非常に多いですね。

 

やはり、プロダクトは使っていただくユーザーありきですし、ニーズに応えた機能開発をすると同時に、どうやって使いやすい機能に落とし込むのか、今後も突き詰めていきたいです。
それが結果的に動画配信を始めるハードルを下げることにつながり、同時にプロダクトを使ってくれるお客様も増えることにつながりますしね。

今後の展望を教えてください。

 

使いやすさを追求して今後も継続的に改善を行い、自信を持ってお客様に提供できるようなプロダクトを生み出し続けたいですね。少しでも多くのお客様にPLAYのプロダクトを知ってもらい、ご利用いただくために、開発者としてできることは積極的に挑戦していきたいと思います。

丸山 

これまでやってきたことではありますが、「もっと簡単に、もっとたくさんの人に使ってもらうための提案」は継続していきたいです。
今後はこの考え方を後輩に継承して、私自身は新しい形で活躍できるよう、開発するだけではなくプロダクト企画などの考える側に回ることも視野に入れています。
これまでの開発や運用で培われてきたノウハウをいかして、会社全体としてもより高みを目指していきたいと思います。

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